猫祭りの実況ブログ2/3

2014-11-13

経験者の話から、お祭りの流れをご紹介するブログ第２弾です。
第１弾もご覧ください。

猫グッズだらけの街の散策を楽しんでいると、11時頃には前座のパレードや音楽エンターテイメントが始まります♪

お祭りのメイン会場、グローテ･マルクトへ移動して座席スタンドへ。ここからは繊維会館や広場の周りの美しい建物がパノラミックに広がります。
とても爆撃で破壊された建物群とは思えませんが、どれだけ時間を掛けても町の再建をしたイーペルの人々の誇りがうかがえます。

2012年の前座パレードはかなり長く、なかなか本番が始まりませんでした。予定よりかなり遅れてのスタートです。そう言えば、女の子三人が通りすがりに”もう少しお待ちを（我慢を）!!”とオランダ語で書かれたプラカードを持って案内していましたが…。

さて、いよいよ本番パレード！！

子供達を中心に街の老若男女、総勢約2000人が猫に扮装してテーマ別にグループになって練り歩きます（天敵のネズミも大勢出てきます）。
エジプトやケルトなど古代史上の猫崇拝の様子から始まり、イーペルの歴史を伝えるグループが山車と共に次々と続き、猫にまつわることわざを演技で表現したグループと多種多様。間にブラスバンドや口から火を吹くお兄さん、各国の旗を使ったフラッグ･ショーがパレードを盛り上げます。世界の猫たちシリーズでは、ベルギー生まれのアニメ、ムスティをはじめとして有名キャラクターの猫たち、日本をイメージしたゲイシャ猫も毎回のお決まりの顔ぶれ。パレードの最後には大きなマスコット、ミネケ･プス夫人と旦那のシープルが登場。2時間ほど続いたパレードのフィナーレを飾ります。