ブリュッセルで音楽に満たされる!


*昨今のコロナウイルスの影響により、下記、エリザベート王妃国際コンクールの5月の開催は中止となりました。現在、延期によって開催するかどうかを検討中だそうですので、ご了承下さい。(2020/4/1)

恩田睦先生の「蜜蜂と遠雷」直木賞と本屋大賞のダブル受賞でピアノの国際コンクールを随分身近に感じるようになりました。あの小説は、浜松国際ピアノコンクールが舞台でしたね。。。

世界の3大音楽コンクールといえばショパン国際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際コンクール…そして、3つ目のコンクールの名前に窮してしまいがち。そのコンクール開催地こそがベルギーのブリュッセルなのです!



ベルギーで行われる、エリザベート王妃国際コンクール(Queen Elisabeth Competition)の開催は1931年に溯ります。当初は、ベルギー出身のヴァイオリンの巨匠ウジェーヌ・イザイを称えて始まったものでした。その後音楽に深い造詣のあるエリザベート王妃の名前を冠するコンクールとなり、現在は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽の4つの部門があります。

それぞれの部門が3~4年おきに開催されていて、2020年は5月4日から30日までピアノ部門の開催です。予選の結果、今年は19か国74名の才能あるピアニストが選出されました。なんとその中に日本人も9名選出されています!冒頭でお伝えした、ショパンコンクールやチャイコフスキーコンクールのように祖国のピアノの巨匠への思い入れが少ないために審査が公平だと評価されているそうです。

日本人の活躍が楽しみですね!



ブリュッセルはクラッシックだけでなく1年中、音楽が楽しめる場所ですが、特にジャズのイベントは豊富です。5月29日から31日までの3日間は、ブリュッセル ジャズウイークエンド(Brussels Jazz Weekend)として、グランプラスや聖カトリーヌ教会広場などで無料でジャズコンサートが行われます!

「ジャズマラソン」から「ジャズウイークエンド」に名を変えてから、今年で4年目。オープンエアーでも行われますし、カフェやバーでも無料の演奏が行われ街中が軽快なジャズの音色に包まれます。





また、ブリュッセルやフランダースの主要都市8か所では4月から10月までクラッシック音楽の祭典(フランダース音楽祭)が開催される予定です。この音楽祭は長期戦ですので、予定が合う方もいらっしゃるかもしれまんせんね。

心配ごとで心がささくれ立ってしまう時こそ、音楽のヒーリング効果の出番です!

☆詳細については、日々状況が変化しておりますので公式HPにてご確認下さいますようお願い致します。↓↓↓

・エリザベート王妃国際音楽コンクール⇒
https://queenelisabethcompetition.be/en/competitions/(英語、仏語)
(現時点では実施の予定。コロナウイルスの影響については、4月初旬に検討するそうです。)
・ジャズウィークエンド⇒
http://www.brusselsjazzweekend.be/(仏語、蘭語)
・フランダース音楽祭⇒
http://www.festival.be/(英語、蘭語)

☆ブリュッセルを巡る関連ツアー

【2020年8月】ブリュッセルのフラワーカーペットと美しき水の都ブルージュに泊まるベルギー4日間

【2020年8月】ブリュッセルのフラワーカーペットと人気の2都市ブルージュ・アントワープを巡るベルギー4日間

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