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ベルギーの王室御用達の制度は認可制です。王室に定期的に品物の納入実績があるものは中世よりクオリティーの高さを認められてきました。現在はベルジアン・ワラント・ホルダーズ・アソシエーション(1988年に正式に団体設立)に申請され、許可が下りると企業の信頼性や製品の品質が保証されます。
例えば、ベルギーチョコレートなら、レオニダスやガレー、ゴディバなど現在(2019年)は8社が「王室御用達」のブランドとして認められています。そのカテゴリーは、食材、ファッション、ジュエリーやおもちゃ、ホテルなど、実に様々です。

ベルギーの王室御用達のブランドは基本的に自国企業に認定されています。ただし、ベルギーに法人組織があれば、たとえば日本のソニーやニコンなども品質を認められ登録されています!ワラント(証明書)は5年ごとに厳しい基準によって見直され更新されていきます。2週間の厳正な審査を経たあと5年ごとの11月15日付けで新しく改変されるのです。
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スエーデン王室に認められた過去のワラントの紋章
日本はどうでしょう。日本も宮内庁に定期的に納入があったものについて宮内庁御用達制度がありました。しかし、1954年に廃止されています。廃止されて後も過去の名残としてそのまま残っていることもあります。
他国に目を向ければ、イギリス王室でワラント認定を受けているのが約800程、オランダ約270、スエーデン約130です。それに比べればベルギー王室の認定は常時100に満たない程度ですからクオリティーへのこだわり、審査の厳しさを感じさせますね。

ブリュッセルには、「王室御用達」のホームリネンや文房具店などもあります。何か自分のお気に入りの1品を探してみても良いですね。もちろんチョコレートは一番トライし易い品物なので是非グランプラスでお土産探しを!
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