バンシュのカーニバル


ユネスコ無形文化遺産のバンシュお祭りに行ってきました。

ブリュッセルからバスでおよそ1時間程。
普段はのどかなバンシュの町は年に一度この祭りのときにはベルギー中から人が集まり、大いに賑わいます。
火曜日のマルディ・グラは、朝8時半か仮面をつけたジル達が町を練り歩きます。
そして15時にカーニバルは始まり、光と花火などに包まれて夜まで続きます。
私たちがバンシュについたのはお昼過ぎ。多くのジル達は休憩中でしたが、4、5人のジルのグループがいくつか太鼓をたたきながら町を歩いていました。
13時過ぎになると続々と人が集まり始め、大通りからグランプラスまでを埋め尽くします。
15時行列の始まり。顔にペイントをした学生らしき人たち、着ぐるみを来た人、ビールを飲みながらカーニバルを待つ若者たち、1000近くに上る人たちがミモザの花で飾られたグランプラス市庁舎の真横に陣取り、ジルたちの登場を待ち構えています。
 
プログラムには15時から行列開始とありますが、グランプラスで始まるのではなく、町の大通りをねりねりとオレンジを投げながら進みグランプラスをゴールとしてさらに盛り上がる!!
という流れになっています。

というわけで待ちきれず大通りの方へ人ごみをかき分けながら移動、行列に鉢合わせたのでした。

オレンジを投げながら歩くジルに扮した町の子供たち。

かわいい~♪
 
行列の周りはかなりの人だかりで、みんなオレンジをキャッチしようと手を伸ばします。
中にはスーパーの買い物バッグを大きく開き、頭の上に掲げて”こっちよ!!”と猛烈アピールする人も。
 
必死に手をのばして写真を撮るも、前にいる人だかりにオレンジは根こそぎキャッチされ、手にできず。。。
残念!!

-そしてグランプラスへ行列が到着したところでタイムアウト。

ミモザの花と子供たちの写真を撮って帰ることができたのでよし。

何はともあれ、13世紀から続くバンシュのカーニバルはもともと、ペスト大流行を受け、逃げだした領主や貴族たちに対し、取り残された民たちによってこの 地を自分たちで守りぬいていこうと立ち上げられたもの。今でも地元の村興しに重要な役目を果たし、地元人やカーニバル好きの人々に大人気のイベントなんで すね。




参考旅程
参考旅行代金 お一人様あたり(航空券代を除く料金です)
¥15,000JPY
【2014年度版】【2014年3月4日(火)現地集合】世界無形文化遺産バンシュのカーニバル 日帰りバスツアー<日本語アシスタント>
2014-03-04
(火)
10:00(予定) 日本語アシスタントとブリュッセル市内指定場所にて合流
出発場所バス停まで交通機関(メトロまたはトラム)を使用して移動します。

10:30 専用バス(混載)にて出発 

12:00 シャルルロワで評判のフレンチレストランにてお食事

13:30~14:00バンシュに到着 
15:00  ※バンシュカーニバルの見どころはこれ!※
 〜羽根の帽子を被ったジルによるオレンジ投げ〜

17:30 ブリュッセルに向け出発
18:30 ブリュッセル 市内の出発場所まで戻り、解散
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ベルギーエクスプレス
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