ガイドと歩くベルギー 絵画大好きなお客様とアントワープ+ブルージュ二都市観光


ベルギーエクスプレス
秋も深まって、寒さが増してきたベルギー。
今回のお客様は絵画が大好きなN様に3日間密着のガイドです。

1日目には午後からゆっくりスタートのゲント半日観光。
もちろんN様のお目当ては、フランドル絵画の大作ファン・エイク兄弟による「ヘントの祭壇画」(通称:神秘の仔羊)。

2日目にはお2人との混載ツアーにて、アントワープの名作ピーター・パウル・ルーベンスの「キリスト昇架」「キリスト降下」「聖母被昇天」の3作。

3日目にはベルギーの持ち運び可能な絵画でもあり、至る都市の美術館においても堂々たる重みを見せるベルギータペストリーの伝統技術を守り続けるために設立されたメッヘレンの王立タペストリー工房でした。

絵画にとっても詳しいN様のお話にも聞き入りながら、電車の中ではアート好きのお話が繰り広げられます。
ヘントの祭壇画は、現在外観修復中の聖バーフ大聖堂で、お一人4ユーロにて拝見することができます。もともと飾れれていた礼拝室には、同じ大きさのコピー があり、そちらで絵のご説明後、別室に飾られた本物を拝見いただくのですが、ご厚意により一緒に拝見させていただきました。
やはり決してコピーでは伝わらないファン・エイクの繊細な筆遣いと、500年以上経った今でも色あせない色彩には何度見ても圧倒されてしまいますね。
残念なのは、絵画保存のため、ガラスケースに入れられているため、近くでその細部を見るのが難しい事。
より近くでファン・エイクの技を見ることができる、ブルージュのグルーニング美術館の「ファンデルパーレの聖母子像」もおすすめしてみました。

ブリュッセルへ戻るころ、ゲントの空はマグリットによって描かれた空のようでしたね。

翌日、秋空の下にそびえ立つのはアントワープの聖母大聖堂です。ルーベンスの銅像のお掃除も終わり、再び凛々しい姿を見ることが出来ました。
混載でご一緒のお2人は、やっととれた連休にベルギーで羽を休めにいらっしゃった働く女性達。
秋の哀愁ある古都ブルージュの風景を見つつ、作家ジョルジュ・ローデンバッハが描いた「死都ブリュージュ」についてお話しすると、大変興味を持って聞いてくださいました。
ベルギーチョコレートもお楽しみいただいて変えられましたでしょうか?ポリフェノール沢山採って疲れを癒しつつまたお仕事頑張ってください。

そんなお2人とアツアツに蒸したムール貝の鍋を食べて体を温めている間、N様はお食事の時間を割いてグルーニング美術館へひとっ走り。
絵画への情熱が伺えます。

もちろんブルージュの街並みも楽しんでいただきました。

3日目のメッヘレン王立タペストリー工房はベルギーの誇れる手工業であるタペストリーの歴史と技術、保存と修復を目的とした1889年創業の工房です。
あらゆる美術館でブリュッセルや、アントワープの工房で織られたタペストリーなどが現在でも堂々と飾られており、N様も美術館を巡っている間に気になっていたのだとか。
最新の技術と特別な配合の液体を使って行われるタペストリーの洗浄はここ唯一のもので、アメリカやフランスからも依頼が来るのだそう。

お天気はあいにくでしたが、屋内での見学を楽しんでいただき一安心。
ところが安心したところで大変な失敗!!をしてしまいました。

その後もブリュッセルへ戻り、時間をギリギリまで調整しながらなんとかルーベンス絵画の展示会へとご案内の予定が、なんと電車を乗り間違えてしまい、気づくとメッヘレン→ブリュッセル空港→メッヘレンと逆戻り。

平謝りし続ける私にNさんはやさしく「これも旅の思い出ですよ。」と言ってくださり、話を変えてまたいろいろな絵画のお話をしてくださいました。
貴重なお時間を削ってしまったのに気分を害すことなく最後までご案内させてくださり、本当にありがとうございました。


この度はご利用誠にありがとうございました。
またのベルギーへのお越しを心よりお待ちしております。

また、ベルギー観光に新たに興味を持っていただいた方、是非ご旅行のサポート・ご案内をさせていただきます。

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