12月6日は「聖ニコラの日」


本日12月6日、ベルギーやオランダでは「聖ニコラの日」。
ベルギーの子供たちにとっては、クリスマスと同じようにワクワクする日です。
というのも、サンタクロースならぬ“シンタクラース”がプレゼントを持ってやってくる日なのです!

シンタクラース(フラマン語でSinterklaas)は、フランス語ではサン・ニコラ(Saint-Nicolas)と呼ばれており、
サンタクロースの原形だそうです。
シンタクラースは、トナカイならぬ“ロバ”に乗り、ピートというお手伝いの少年と一緒にやってきます。
前日5日の夜、子供たちはロバの餌用のニンジンと、プレゼントを入れてもらうための靴や靴下を枕元に用意して眠り、
いい子のところには6日の朝にプレゼントが置いてあるのです。

まさにサンタクロースのお話ですね。

シンタクラースのモデルとなったのは実在していた聖人ニコラ。
ニコラは現在のトルコで生まれた300年頃の聖人で、実際に貧しい子供達を救いました。
この聖人ニコラの命日である本日12月6日が「聖ニコラの日」です。

この日、ベルギーで食べられるお菓子は「スペキュロス」。
香辛料が入ったクッキーのようなお菓子です。
ブリュッセルにある老舗菓子店『ダンドワ』は、ワッフルでも有名ですが、
このスペキュロスでも有名です。
シンタクラースをかたちどったスペキュロスやブリュッセルの人気者“小便小僧”をかたどったスペキュロスは、お土産にも人気です。



ちなみに、ベルギーではクリスマスの“サンタクロース”の風習もありますので、
子ども達は2回もワクワクする気持ちを味わえるのです。

シンタクラースとサンタクロース。
心あたたまるクリスマスのお話です。

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