女子旅♡レースをお土産にするならボビン?リボン?プリンセス?


ベルギーのお土産としてチョコレートに続き人気なのがレース。
ペンダント上にしたものや本のしおり、テーブルクロスからお子様のワンピースまで、様々な形となって店頭にずらりと並んでいます。
レース編みと一口で言ってもその種類は実に多種多用。ファッションとしてレースが愛されるようになってから、常に流行の手法が生み出されていました。

レースは、その長い歴史に於いて、常に所有者の地位や身分を象徴するステータスシンボルとしての役割を果たしてきました。
1500年代半ば、イタリアのヴェネツィアとフランドル地方を中心にレースが装飾品として発展します。
特に、フランドル地方では、ボビンレースを中心にレース産業が発展し、16世紀末には、3段4段のボビンレースで編み上げたフレーズ(円形の襞襟)が流行し、フランドル地方のボビンレースはヨーロッパ各地に輸出されたのでした。

■ボビンレース
ボビンとは「小さな糸巻き」という意味で、クッションの上などでピンを使って糸を交差させて編む方法で、より手が込んでいて、ブルージュレースの伝統的な手法はこのボビンレースで花をモチーフにしたフラワーレースが多くあります。

■リボンレース
リボンで輪や柄を作り布状に留め、針と糸で縫い付けていくもの。曲線が多くなり、美しい柄が生み出されます。

■プリンセスレース
1800年代終わり頃、何度目かのレースブームがおこります。
ベルギー王室の命で新しいスタイルの手法が考案されたプリンセスレース。
ロイヤルレース、インペリアルレースとも呼ばれるほど、王室や宮廷で一大ブームとなったレース手法です。
薄い生地に柄を着けていくのが特徴。


お土産のレースは商品によっては少々お値段が張りますが、その手間を考えると納得がいきます。
大切な方へのお土産にはうってつけですね。

ブリュッセルでは「衣装とレース博物館」で16世紀から17世紀のアンティークレースなどが展示されています。
コレクションは3世紀前に遡り、ヨーロッパ中から集められています。
-開館時間:10:00~17:00
-閉館日:水曜、1月、5/1、11/1、11/11、12/25
-料金:一般4ユーロ、学生・シニア3ユーロ、子供2ユーロ、6歳未満は無料、週末18歳未満は無料

★ご興味ある方は、ガイドご案内中のスケジュールに組み込ませていただきます!ご希望に合わせてご案内内容をアレンジさせていただけるもの、ベルギーエクスプレスの強み!お問い合わせ下さい。


ブルージュのエルサレム教会の横カントセントラムでは、レース博物館、レース編みデモンストレーションが行われています。



-開館時間 9:30~17:00 ※デモンストレーションは午後のみ
-開館日   博物館は基本的に毎日(要確認)、デモンストレーションは日祝休み(要確認)
-入館料  大人5ユーロ、12歳から25歳まで/65歳以上は4ユーロ、11歳未満は無料

★ご興味ある方は、ガイドご案内中のスケジュールに組み込ませていただきます!お問い合わせ下さい。


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※本blogの内容は2015年9月時点の情報です。内容に対してなんらかの保証をするものではなく、内容やサンプルに基づくいかなる運用結果に関してもいっさいの責任を負いません。






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