
シトー派修道院として1146年に建てられ、森の奥にありながらローマの遺跡さながらの上下水道の設備、畑やパン工場、職人の作業場や巡礼者の宿泊施設までもが含まれ、最盛期には10000ヘクタールもの土地を有しました。

シトー派とはフランスのシトーに設立したシトー修道院が発祥の修道派です。戒律を厳密に守り、彫刻や美術による教示を禁止し、労働と学習を重んじ、自ら農具を取り農民らを指導して、森林におおわれていた北フランスの開墾や新農法の普及を行いました。

この遺跡を利用した様々なイベントが用意されており、遺跡を舞台にした演劇やサーカス、聖歌隊のコンサートなどをお楽しみいただけます。