グランプラス広場のカフェ


中世の時代から続くブリュッセルの名物広場。この広場の一角のアパートに身を潜めていたヴィクトルユーゴーはこの広場のことを「絢爛たる劇場の如し」と言ったそうです。

中世にすっぽりとタイムできる広場はヨーロッパ広しと言えども、この広場が一番であると自信をもって断言できます。(まぁベルギー生活が長いので贔屓目になることをお許しください)

 さて、広場のランドマークは15世紀に建てられて、ほぼオリジナルの姿のまま現存しているブリュッセル市の市庁舎。もう何歳になるのでしょう? いまだに現役で市長室も市議会もこの建物のなかにあります。市民であれば市庁舎の中の大ホールで結婚式も挙げることができ、時折花婿・花嫁さんが顔を紅潮させて市庁舎から出てくる姿を見ることがあります。

 もちろんこの広場は市庁舎だけではありません。
広場に面している建物の半分以上がカフェ、レストラン、みやげ物(チョコレート専門店)になっており、どのお店もとてもクラシカル、特にカフェはおすすめです。
古いテーブルと椅子、年季の入ったカウンター、ゆらゆらと燃えている暖炉の火、タイムスリップした感覚の中で、窓の外をながめると幻想的な夜のグランプラスが目の前に。

男女のペアがこのカフェに来て、窓際の席に座り、かすかに甘みのあるベルギービールを飲む、これでこの二人が恋に落ちることがなかったら
縁がない二人とあきらめたほうが良さそうです。




 

 

ベルギーのホテル・航空券の予約手配はベルギーエクスプレスにお任せください







ベルギーエクスプレス
ベルギーエクスプレス