２０１５年７月４日、雲一つない真っ青の空の下、今年のツールドフランスがスタートしました。
昨年に引き続きGrand Departはフランス国外となり、２０１５年はオランダのユトレヒトです。
最近ではオリンピック、サッカーワールドカップと並ぶ世界三大スポーツと称されるまでになったツールドフランス、スタートの開催地をめぐって国内を問わず激しいバトルが行われているようです。
さて、普段は静かなユトレヒトの町も、この日ばかりはツールのシンボルカラーである黄色で埋め尽くされていました。
スタート周辺は身動き取れない程の人ごみ、聞こえてくる言葉もオランダ語、ドイツ語、フランス語、英語などなど、世界各国からスタートを見に多くの人がやってくるのですね。
１２：３０にキャラバンがにぎやかにスタート、観客のボルテージもひときわ高まります。傑作なのはうさぎのミッフィーが登場した事。実はユトレヒト、ミッフィーの生みの親ディック・ブルーナの誕生地なのです。ということでミッフィーも生まれはこの町、ユトレヒト中央博物館の一角にミッフィーミュージアムがあります。ちなみにミッフィーは英語圏＆日本語での呼称、こちらでは本名であるNijntje Pluisナインチェと呼ばれています。
さて話しをツールドフランスに戻しましょう。今日は市街地を一周する全選手１９８人によるタイムトライアル。明日はここからゼーランドへ、そして月曜日にいよいよベルギーにやってきます。
月曜日のステージはアントワープからアルデンヌの丘陵地ユイまで、最大１８°の山登りが最大の見所でしょう。
ツール・ド・フランス２０１５ 難航が続いたアントワープ-ユイコース
