『死都ブリュージュ』 沈黙と憂愁。夢か現か幻か。


ブリュッセルから西へ、電車でおよそ1時間。
北海の少し手前に、ブルージュはあります。

中世には毛織物産業で栄え、国際的な港町として発展したブルージュ。経済面、そして芸術面においても隆盛を極めていた時代です。

しかし、その後ブルージュは衰退の一途をたどり、貿易の舞台はアントワープへと移ります。
ブルージュの町は次第に廃れ、人々から忘れられていったのでした。

そして、20世紀。ブルージュは観光都市として再び表舞台に姿を現します。
厳しい時代が何世紀にも渡って続きましたが、その衰退の歴史があったからこそ、ブルージュの街は中世の姿を留めることができたのです。

今では、ほのかに愁いを帯びた美しい古都を一目見ようと、年に約500万人もの観光客が訪れるまでになりました。

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『死都ブリュージュ』は、ベルギーの詩人・小説家ローデンバックが1892年に発表した小説です。
冬の人の少ない時間帯、霧が立ちこめるブルージュで、夢とも現とも分からない幻想的な世界に出会うことができます。







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