第15回、2006年は、風車のような形をした9つの花飾りが設置され、対称的でバランスの取れたフラワーカーペットに軽やかさが加わった作品となりました。
第16回、2008年のフラワーカーペットは、18世紀のフランスのタペストリーからインスピレーションを得て造られました。その頃(17世紀末)には、ブリュッセルはフランス軍ルイ14世の攻撃を受け、5,000棟もの建物が破壊されるという事件がありましたので、ブリュッセル市民にとってはいい感情はないのでは?という気もしますが、それとこれとは話が別だということのようです。
また、この年から、「音と光のショー」が開催されるようになり、期間中は毎晩フラワーカーペットが華々しくライトアップされるようになりました。
第17回、2010年は、ベルギーがEUの議長国となったことを記念して、中央に置かれた噴水の周りにEUのロゴが表されました。
大きな噴水の周りに、EUの旗を思い起こさせる、小さな12個の噴水が造られました。
第18回、2012年はアフリカがテーマ!エチオピア、コンゴ、ナイジェリア、ボツワナ、カメルーンの各民族がフュージョンされたデザインに、人々は遠いアフリカの地を想像させられます。
第19回、2014年は、ベルギーのトルコ移民受け入れ50周年を祝うフラワーカーペットが製作されました。
トルコ伝統の織物「キリム」の幾何学的なデザインが取り入れられました。
そして、第20回、今年2016年のフラワーカーペットは、『日本』がテーマです!
先日デザイン画も発表され、ますます期待が高まってまいりました。
世界遺産の広場グランプラス×「和」のフュージョン。お見逃しなく!!
2年に一度!ブリュッセル・フラワーカーペット2016 ツアー一覧