それは、温泉!!
一昔前とは状況が変わり、ヨーロッパでは日本食材店や和食レストランが増えており、大変便利な時代になりました。
しかし、いくら時代が変わったからといって、さすがに日本風の温泉までは輸入されていないようです。今のところ。
そこで、ベルギーが誇る温泉地、Spa(スパ)のスパ「Thermes de Spa」に行ってきました!
スパは、英語の「spa(療養のための温泉)」の語源となった街。
中世から温泉地として栄えました。
スパの街の中心部からケーブルカーで山を登ったところに「Thermes de Spa」はあります。
ケーブルカーで頂上に到着すると、スパの街並みを一望することができます。
ところで、温泉といっても、日本のような熱いお湯ではなく、ぬるい温水プールのようなものです。
日本人としては少し物足りなく感じますが、のぼせることもないので、何時間も入っていることができるのは良いですね。
プールの周りは木々に囲まれており、テラスに出ると大自然を目前にしながら日光浴や読書などを楽しむこともできます。
温泉だけでなく、サウナも充実しており、プールサイドには飲食コーナーもあるので、半日~一日かけてゆっくり過ごすことができます。
サウナの中からは、窓越しにスパの街並みと森を眺めることができ、開放感抜群です!
そして、スパ内の自動販売機で販売している水は、もちろんSPA(スパ)!
ここ、スパの街で生産されているミネラルウォーター「SPA」は、硬水が多いヨーロッパにしては珍しく軟水のため、日本人の口にも合います。
家でお茶を入れるときにも大活躍♪
ブリュッセルなどのスーパーでは、ガスなし、ガス入りの2種類は必ず置いてあり、大きなスーパーだと、これに加えて微炭酸のものも置いてあることが多いのですが・・・
スパの街中の小さなスーパー(日本でいうコンビニ、ただし24時間営業ではない。)には、フルーツの味が付いたものが7,8種類も置いてありました!
さすが、SPAの本拠地。
ブリュッセルからスパへは、鉄道でも訪れることができますが、乗換の接続が良くないので、車で訪れる方が断然早くてお勧めです。
スパからさらに東に行けば、ドイツの温泉地アーヘンもすぐ近くにあります。
アーヘンは街中に硫黄のにおいが漂う、温泉地らしい温泉地です!(笑)
ヨーロッパの温泉を巡る旅もいいですね♪