ブリュッセル王宮 毎年恒例、夏の特別公開


ブリュッセル市内中心部、王立美術館や楽器博物館などが並ぶ「芸術の丘」を登り切ったところに、ベルギー国王の執務宮や迎賓館として利用されている王宮があります。

普段は一般人は立ち入ることができないのですが、毎年夏休みの時期になると、特別に一般公開されます。

かつては神聖ローマ皇帝カール5世(在位: 1506-1556年)も住んでいたことがある歴史ある王宮ですが、当時の建物は火事で焼失してしまい、現在の姿はベルギーの2代目の国王・レオポルド2世(在位: 1865-1909年)の時代に完成したものです。

豪華な建築は大変見応えがあります、注目すべきは「鏡の間」。
『ファーブル昆虫記』の作者ジャン・アンリ・ファーブルのひ孫である、ベルギー・アントワープ出身の芸術家ヤン・ファーブルが手掛けた、緑のスカラベ(コガネムシ)の羽で彩られた天井とシャンデリアは必見です!
さすがは、ファーブル昆虫記の作者の子孫・・・。


今年の一般公開期間は、2016年7月22日~9月4日です。
ぜひこの機会に、世にも珍しいコガネムシの王宮をご覧に、ベルギーにいらしてください♪







ベルギーエクスプレス
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