ベルギー第2の街 アントワープ


 ベルギーの北部に位置し、オランダ国境まで約30kmの港町アントワープ。
今回はこの町の魅力を紹介します。

ベルギー第2の都市のアントワープは、世界有数の港町として有名で、ヨーロッパでは2番目に大きい港を有しています。
15世紀から商業・金融の中心地として発展した港町が、現在もベルギー経済を支えています。
また、クリエイティブな町としても有名で、有名な巨匠ルーベンスやファン・アイクなどを生み出しました。
さらに、ダイヤモンドの研磨・カットの中心地であり、質のいいダイヤモンド商店が多く存在しています。

そんなアントワープの絶対に外せない観光スポットを紹介します。


①アントワープ中央駅

電車に乗って最初にたどり着くのはこのアントワープ中央駅。まるで大聖堂のような壮厳な建物は、20世紀の初頭に10年かけて建てられたネオ・バロック様式です。その外観は「鉄道の大聖堂」とも称されるほど。



②聖母大聖堂(ノートルダム大寺院)

高さ123mの聖母大聖堂は、1351年に着工し、1521年に完成しました。聖堂内に入ってみると、真っ白で高い天井に圧巻されます。採光窓やステンドグラスから入ってくる光で輝いて見えるほど。また、ルーベンスの祭壇画が多数飾られており、注目すべきは中央祭壇の「聖母被昇天」と、左右の翼廊に飾られた「キリストの昇架」「キリストの降架」。他にも宗教芸術がたくさん所蔵されており、まるで美術館のような大聖堂です。




③市庁舎

聖母大聖堂があるマルクト広場に面して建つアントワープの市役所です。イタリア人が参加したことからルネッサンス様式を用いた建築は美しく均衡となっています。残念ながら中を見学することはできませんが、外側からの見学でも一見の価値はあります。




ここアントワープで人気のお土産は、下の写真のような手の形をしたクッキーやチョコレートです。


これはアントワープに伝わるある物語に因んでいます。その伝説とは昔アントワープに住んでいたアンティゴーンという巨人がシュケルデ川の通行に重い税をかけその税を払わない旅人がいると片手を切り落としていたというのと、その巨人を倒したブラボーもその巨人の片手を切り落としたというものです。

街の名前も「hant(手)+ werpen(投げ捨てる)=(h)antwerpen(オランダ語)」のように、この物語を由来としていることが分かります。

ベルギー旅行をお考えの方は是非アントワープへ!

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