美食の国ベルギーで冬に食べたい料理!


 美食の国・ベルギーでは冬は寒い日が続き、温かい料理が恋しくなります。冬に旬を迎えるベルギーの有名な食材といえば「ムール貝」があります。ムール貝の旬は9月から4月だと言われています。ムール貝の白ワイン蒸しはどんな季節でもベルギー旅行では欠かせませんが、秋冬に食べるムール貝はいつにも増しておいしいです。




今回は冬に旬を迎えるもう一つのベルギーの食材チコリー(フランス語ではシコン(chicon))を使ったベルギーの家庭料理「チコリーのグラタン(chicons au gratin)」をご紹介したいと思います。



まず「チコリー」という野菜は皆さんご存知でしょうか?フランスでは「アンディーブ」と呼ばれたりもします。ヨーロッパでは広く栽培されていて、特にベルギーはその産地として有名です。かすかな甘味に加えて少し苦味もあるのが特徴です。また香りが良く、豊富なミネラルなどを含む、栄養価の高い食材として評価されています。



このチコリーが旬を迎えるのがです。この旬を迎えたチコリーをおいしく食べられるのがベルギー家庭料理「チコリーのグラタン」です。冷えたからだに沁みる優しい味にはまってしまいます。

「チコリーのグラタン」はチコリーをベーコンで巻き、ホワイトソース(ベシャメルソース)とチーズをかけていただきます。チコリーの苦みと、クリーミーなホワイトソースの甘みがとてもよくあいます。レストランでもチコリーのグラタンは見つけられますが、それぞれお店によって少しずつ違いますので自分好みのグラタンを探してみてはいかがでしょうか?



あまり有名ではないベルギー郷土料理ですが、チコリーの本場ともいえるベルギーで旬のこの時期に是非一度は試していただきたい料理です!


 







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