
日本のTV放映時間に配慮した21:00キックオフという遅めの試合開始時間に関わらず、ベルギー人サポーターはブリュッセルの北西にあるスタジアムへ向け早めの移動。夕方5時過ぎにはメトロやバスでは、赤の代表ユニフォームや、大手ビール会社ジュピラーが街頭で無料配布したTシャツに身に纏ったサッカーファンらと遭遇。街中のバーでもチケットが手に入らなかったファン達でグループ占拠と、街中がこの日本戦の雰囲気に包まれていました。
先月10月のセルビア、ベラルーシ戦での連敗後、16日の強敵オランダとはもう一歩の引き分け。なんとしても勝ちの欲しい日本ですが、またもや先制点を取られてしまう展開に。序盤は、パス回しの速いベルギーがやや優勢かな?という印象。そんな空気を一変させたのが、柿谷の同点ゴール。その後本田の逆転ゴール、岡崎の追加点で3−1とした直後の日本応援席の盛り上がりは最高潮に!


1点返された後にはベルギーも息を吹き返し、危ないシーンもちょくちょくあったり、ロスタイム4分が異様に長く感じられたのは気のせいなのか?最後まで目が離せないゲームでしたが、ようやく強いザックジャパン復活!の瞬間に立ち会えた嬉しい夜でした。
主催者発表の入場者は42979人。日本人サポーター用に割り当てられたエリアの席は僅か1300人とアウェー感をビンビンに感じる中にも、ベルギー人の姿もポツポツといて、試合後はお互いのチームを褒め称える光景があちこちで。まさに国際親善に相応しい良い試合でした。来年ブラジルワールドカップでの両チームの活躍を期待したいですね!
