ベルギーのユネスコ無形文化遺産~バンシュのカーニバル~


日本の食文化「和食」がユネスコの世界遺産(無形文化遺産)に登録されたことは記憶に新しいですね。

ユネスコの無形文化遺産は、伝統文化や祭礼、伝統工芸品、文化空間などを対象にし、その保護を目的としています。
ヘルシーで繊細で、見た目も美しい和食。
今後ますますの「日本食ブーム」に期待ですね。

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ところで、ベルギーにも「無形文化遺産」が存在します!
有名なものは<バンシュのカーニバル>

ベルギー西部のBinche(バンシュ)という町では、毎年、キリストの復活祭の46日前にあたる<「灰の水曜日」の前の日曜日>から<マルディ・グラの火曜日(カーニバルの最終日)>までの3日間にわたって、盛大なカーニバルが開催されます。
カーニバルのハイライトは、なんと言っても3日目の火曜日!
仮面をつけた男性たち(ジルと呼ばれます)が、オレンジを片手に町を練り歩きます。
オレンジを観客に投げつけ・・・、見事オレンジをゲットできた人は幸福が訪れるといわれています。


世界にはいろいろなカーニバルがありますが、なぜ、この<バンシュのカーニバル>が世界遺産に登録されたのか・・・。

民俗学者Samuël Glotz(サミュエル・グロッツ)氏が注目したのは、「仮面」という点です。
彼は、バンシュのカーニバル(ジルの仮面祭)と世界各地に存在する仮面祭の比較研究を行い、
研究の末、バンシュの仮面祭だけが、「みんなが全く同じ仮面をつける」ということを発見。
つまり、この仮面祭が歴史的文化的にバンシュのオリジナルであることを立証したのです!
これが世界遺産登録の決め手となりました。

彼は研究にあたって世界中の仮面を蒐集しました。
現在、これらの仮面は、バンシュの仮面博物館に展示されています。

来年のバンシュのカーニバルは、2016年2月7日(日)~9日(火)の3日間!
ベルギーエクスプレスでは、今年もバンシュのカーニバルに参加するツアーを企画しました!!

■カーニバルだけでなく、ベルギー観光も満喫したい方にはこちら
2016年2月☆世界遺産☆バンシュのカーニバル&ブルージュ観光 4日間

■ユネスコ無形文化遺産に登録されているカーニバルはバンシュだけではありません!
2016年2月☆バンシュとアールスト!二つの世界遺産カーニバルを満喫する4日間

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