アントワープ観光のすすめ


アントワープといえば「フランダースの犬」の舞台!というツアーが飽きずに催行されておりますが、ファッションやモダンアート、産業革命期の遺産などに恵まれたアントワープの芯の魅力はどれほど伝わっているでしょうか?

弊社でご利用になられるご案内でもアントワープは半日でご案内するのがほとんど。
鉄道の大聖堂と称されるアントワープ駅に到着し、街中をご案内して、旧市街の中心部にあるノートルダム大聖堂に入り、ルーベンスの祭壇画を鑑賞して帰る(または移動する)。というのが通常の流れですが、今回は普段ご案内することのあまりないアントワープについてご紹介しましょう。

アントワープベルヘム地区

ブリュッセルから鉄道でアントワープへ向かうと、アントワープ中央駅の手前で止まる駅がアントワープ・ベルヘム(Antwepen-Berchem)駅です。
こちらの地区は、1880年代初期、まだ城壁に囲まれていたアントワープの街から抜け出し、新たに富裕層の住宅地となった地区です。
産業革命により富を持った企業や富裕層は競い合うように選りすぐりの建築家に家を設計させ、アールヌーボー様式、バロック様式などを取り入れたデザインの家が立ち並ぶ地区になりました。
第一次、第二次大戦以降、取り壊しの危機にさらされますが、多くの建築家や芸術家の反対運動により、区の建物は守られ、1980年、ベルギー国王の勅命により文化遺産としての保存対象建造物となりました。



アントワープの地下通路を探検するルイハウス

アントワープに作られた人口水路は、時代を経て地下の排水路になり、歴史や人々の記憶から姿を消しました。
アントワープの歴史を語る地下水路網を辿りながら見られるのはアントワープの黒歴史!?
ちょっと不思議でマニアックなアンダーグラウンドツアーです。
要予約。蘭・英・仏・独語で対応されています。
開催日毎週火曜日から金曜日 午前10時から午後5時まで
土曜日・日曜日 午前10時から午後6時まで
http://www.deruien.be/


スヘルデ運河をくぐる秘密の通路
現在ではめったに見ることのできないとーーーっても長い木製のエスカレーターを降りていくとそこには・・・・?
またまたとーーーーーーーっても長いトンネルが!
全長600メートル以上になる地下通路は、アントワープの要であるスヘルデ運河の下を通り、住宅街の広がる対岸に出ることのできるアントワープ市民たちのためのトンネルなのです。
自転車で渡る人もいるため、貨物車を思わせる大きなエレベーター(地下31メートル行き)もついていて、機械好きには面白い代物です。


クローステル通り
アントワープの視聴者から南へ通っているクローステル通り沿いには、魅力的なアンティークショップや、かわいい雑貨屋・インテリアショップが並びます。ファッション・芸術がさかんなアントワープならではのセンスに溢れたクロース輝通りでのお買い物は日曜日でも楽しめます!
ほかでは見つからない掘り出し物が見るかるかもしれません。


一味違ったアントワープ観光を、現地在住のガイドがご案内します。








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