春の味覚「白い宝石」ホワイトアスパラガス掘り体験♪


いよいよホワイトアスパラのシーズン最盛期を迎えました。先週の土曜日、前から体験してみたいと思ってたアスパラガス掘りに行ってきました。ツアーの下見のために晴れた週末を狙っていたのですが、いつまで経っても良い天気が望めないので、痺れを切らして、あいにくの雨の中ベルギー北東リンブルグ州の農園へ。

 

10時前に到着したのですが、近所の住民やレストラン関係者が入れ替わり立ち代わり車でやって来ます。相当人気の農家です。建物に入るとそこはアスパラ即売所。アスパラは勿論のこと、こちらも食べ頃を迎えたイチゴ、白アスパラに好く合う白ワイン、産みたて卵や自家製バターなども一緒に販売してて、新鮮な農産物をついつい買い込んでしまいそうです。農園見学のベルギー人グループの到着を待つ15分間で30人程のお客さんがいらしたでしょうか。とにかく常に行列が途切れません。4人掛かりで皮むき作業してるの姿に最初はびっくりしましたが、そりゃー、この売れ行きなら納得!

 

見学グループの15名が揃ったところで、プログラム開始。まずは、アスパラに関する知識をDVDで予習です。栽培から収穫までの過程、歴史などを15分程の説明を見ます。予備知識を身に付けたところでいよいよ畑へ。何列にも並んだ畝(うね)に白と黒のビニールが掛けられています。これは、アスパラの芽が土から出過ぎないようにするための仕掛けです。というのも、陽が燦燦と差した日でビニールを掛けずにいると、アスパラの芽は1日で20cmも伸びてしまうのだとか。すごい成長力ですよね!それを抑えるためには、この仕掛けが必要になるのですね。

 

当日の見学メンバー、シャイな人達が多いのか、雨で濡れた土を触って手が汚れるのを嫌ったのか、アスパラ掘りを実体験する人がおらず…。私はあくまで下見なのでこの日は体験せずですが(ツアーでは皆さんと一緒に掘ります!)、担当のソフィーさんが実演。土から頭を出しているアスパラを見つけたら、傷つけないようにその周りの土を小型の鍬(くわ)を使って取り除きます。土を掘り起こし根の部分まで到達したら、鍬の刃先で切り落とします。こうして一本一本手作業で収穫していきます。

 

ひととおり作業を見た後は再び建物のほうへ移動。収穫されたアスパラは、水で表面の土を取り除くと「白い宝石」の異名のごとく、輝いています。洗浄、皮むき作業と続き、見学プログラム終了です。見学後はきれいに皮むきされたアスパラの即時販売へ。一級品が1kgあたり、細いもので6ユーロから、一番太いもので10ユーロまで選べます。「値段は太さの違いだけで、味は変わりませんよ!」と、至って正直者のソフィーさん談。 その言葉に吊られて一番安い6ユーロのものを購入。帰宅後夕食に早速茹でて「フランダース風」にて食べました。美味しかったですよぉ。

 

催行決定した5月26日(土)のバスツアー、まだ残席がありますので、是非皆さまご参加下さい!お待ちしています!

 

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