北海で魚釣り 快晴・微風の絶好の海日和、さて釣果は・・・・ 


今日は船乗り言葉でいう「ピーカン」。
見事な五月晴れとなりました。天気に恵まれたので、釣果にも恵まれるといいのですが、うまくいくでしょうか。

乗合船は朝6時にベルギー・オステンドの外港から出航。今日は天気予報で晴天だったこともありほぼ満員の20名強が乗り込んでいました。大勢が乗るとおまつり(釣り糸・仕掛けが他人のものが絡み合い釣りにならない)が多くなり、釣りの楽しみがそがれますが天気の悪い今年のベルギー、これだけ良い天気なので釣り人の気持ちもわかります。


これが本日お世話になる船です。


船長の合図でいざ出航です。


乗船するまではサビキ(疑似餌がついたハリ)でのサバ・アジ狙いでしたが、今年の春が寒かったせいか海水の温度が高くならず、この時期から釣れ始めるさ ば・アジが少ないとの船長からのアドバイス、そこで海底にいるタラを狙うことにしました。とはいっても真冬ではないので、この時期はメルランという小ぶり のタラの一種が良くかかります。

船は1時間30分ほどかけて良好な漁場まで快調に海面を滑ります。釣り場所を確保してから船室に入り一眠り。エンジン音が小さくなり始めたらそろそろ最初の漁場に到着です。他の釣り人もいそいそと釣りの準備を始めました。我々も大漁目指していざ出陣です。霧笛の「ボー」という合図で一斉に仕掛けを海に、隣の人、速当たりがあったのか、リールを巻き上げると小型のメルランがかかっていました。先ずは快調な滑り出しです。

朝日の中、漁場へ向かいます。皆さん気合入っています。


トイレは2か所あります。しっかりしていて清潔です。



私たちの一匹目もメルラン、2匹目もメルラン、大きさはさまざまですが50cm超のメルランを上げている人もいます。そしてサバ・アジの姿もちらほらと・・・ 子供はヒメジを吊り上げました。

船長は何回か漁場を変えますが、今日は入れ食い状態にはなかなかならず皆さん「まぁまぁ」の釣果のようです。
我々は4名で約30匹、メルランが半数以上で、サバ、アジ、ヒメジが少し、50cm超の大物は仕留めることができませんがこちらも「まぁまぁ」の釣果です。


最初の釣果、やはりメルランでした。


一荷でかかりました。


夕方4時頃竿じまい、皆さん船上で釣った魚の掃除(内臓やエラを取り出す)を始めました。こうして掃除しておけば魚の痛みが抑えられます。日本では船長が保存用の氷を用意してくれますが、この船では設備がないので氷がありません。掃除するのが一番の様です。夕日に光る海面を眺めながら1時間30分、船はオステンドに戻ってきました。


掃除した後の魚は海水で洗ってクールバッグかクーラーへ。
(ペットボトルに水をいれ凍らせてもいい)


太陽の下、海風にふかれながらお昼寝。気持ちよさそう。


今日は釣った魚で晩酌&夕食です。
サバはしめ鯖に、ヒメジは塩焼きに、アジはたたきに、そしてメルランは煮つけに、どれも結構なお味でした。
メルランはムニエル、から揚げでも結構いけます。

また夏はサバ・アジが大量に(バケツ1杯くらいかも)獲れるので、さしみ、からあげ、しめ鯖、たたき、余ったら干物でもいいでしょう。天気のいいこの季節、一日海に出かけてみませんか。心もお腹も満たされますよ。


当日は海遊びには絶好の日、多くの船が出ていました。











ベルギーエクスプレス
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