イーペルは繊維産業で栄えた街です。
イングランドから輸入されたウールは、いったん繊維会館に保管され、そして職人へと売られていきました。職人の手に渡ったウールは布へと加工され、再び繊維会館に戻ってきました。そして、年に一度の品評会(fair)の時期が来るまで、そこでずっと保管されていました。
しかし、困ったことに、ウールが大好きなネズミがやってきて、布を食べ、巣を作り、工場でたくさんのこどもを産みました。イーペルの人々がとった解決策は、お腹の空いた猫を繊維会館に放つことでした。
初めのうちは全て上手くいっているかのように思われました。猫はネズミを食べ、布は守られました。
しかし、すぐにこの策の欠点があらわになります。猫もまた、たくさんのこどもを産んだのです。
イーペルの人々は、たくさんのネズミの代わりに、今度はたくさんの猫に悩まされるようになりました。
動物が増え、ペストが蔓延するのを恐れた街の人々は、猫を鐘楼から投げ落とすことにしました。
こうするよりほかに方法がなかったのです。
かくして、「猫投げ」が行われるようになりました。
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2018年は3年に一度の猫祭りが開催される年です。
猫好きの方もそうでない方もイーペルに集合!!
パレードの後に行われる、餅まきならぬ「猫まき」に参加して、幸運の猫をGETしましょう♪
2018年猫祭りツアー 好評受付中!!
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