ベルギー☆イーペルの猫祭り☆繊維の街イーペルと猫投げ


★前回の記事はこちら★

イーペルは繊維産業で栄えた街です。

イングランドから輸入されたウールは、いったん繊維会館に保管され、そして職人へと売られていきました。職人の手に渡ったウールは布へと加工され、再び繊維会館に戻ってきました。そして、年に一度の品評会(fair)の時期が来るまで、そこでずっと保管されていました。

しかし、困ったことに、ウールが大好きなネズミがやってきて、布を食べ、巣を作り、工場でたくさんのこどもを産みました。イーペルの人々がとった解決策は、お腹の空いたを繊維会館に放つことでした。

初めのうちは全て上手くいっているかのように思われました。猫はネズミを食べ、布は守られました。
しかし、すぐにこの策の欠点があらわになります。猫もまた、たくさんのこどもを産んだのです。

イーペルの人々は、たくさんのネズミの代わりに、今度はたくさんの猫に悩まされるようになりました。

動物が増え、ペストが蔓延するのを恐れた街の人々は、
猫を鐘楼から投げ落とすことにしました。
こうするよりほかに方法がなかったのです。

かくして、「猫投げ」が行われるようになりました。

★つづきはこちら★



2018年は3年に一度の猫祭りが開催される年です。
猫好きの方もそうでない方もイーペルに集合!!
パレードの後に行われる、餅まきならぬ「猫まき」に参加して、幸運の猫をGETしましょう♪

2018年猫祭りツアー 好評受付中!!
★ツアー一覧はこちらからご確認ください★







ベルギーエクスプレス
ベルギーエクスプレス

  • ベルギー
  • イーペル
  • 猫祭り
  • 2018
  • ツアー
  • 猫祭りの起源
  • 観覧席
  • チケット
  • 猫投げ